今日は強い風と冷たい雨で踏ん張っている桜に無情の天気となりました。
せっかくの休みもそんな訳で店に来て仕込みです。
田舎から大量のオーガニックのキンカンが届いており、コンポートにするか
甘露煮にするか思案しております。
コンポートのシロップの黄金比があります。
水500cc 白ワイン500cc 砂糖250g レモンジュース1個
後は素材によって変化させる訳ですが、キンカンだったら
白ワインをホワイトリカーに変えたりレモンを省いたり
好みで砂糖を増やしたり等等です。
桃やビワなどは先程のレシピで最高に美味しく出来ます。
最大のポイントは、必ず種ごと優しく加熱する事です。
香りの素は種にあります。
杏仁豆腐が良い例で、ベンズアルデヒドと言う成分だそうです。
明らかに怪しい名前である様に、こいつは毒です。
杏の種は漢方薬でもある様に、少量使う事で薬としての効果を利用しいる
のでしょう。
しかし、このベンズアルデヒドは、熱と糖を加える事で無毒化され、それぞれの果実特有の香りに変化すると言う訳です。
また、皮のところにも香りがありますから桃やビワはトマトの様に湯むきにすると良いでしょう。
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