亜熱帯の様な天気が気になる昨今、食材にもちょっと気になる事が…。
例年、この季節に天然の銀鮭を見る事は、基本的にはあり得ないのですが、美味そうに程良く脂が乗り、身のしまった鮭をやたらと眼にします。
そして、その訳がわかりました。
この鮭たちは、3月11日迄は東北沿岸のイケスで養殖されていたのです。
被災地の沿岸は鮮魚やホタテ、牡蠣など養殖が盛んに行われている事でも知られていますが、あの日、津波により破壊されたイケスから逃げ出したと言う訳です。
4ヶ月近く沿岸水域を泳ぎ回り、程良く脂の抜けたメタボ鮭が、まさしく一網打尽になっている訳です。
そして、風評被害を避けて千葉県辺りの港に水揚げされている様です。
食べれば美味しいと思いますが、その先の事をどう考えるかは自己判断だと思います。
皆さん、油断と妥協は命をちじめてしまいます。
根気強く頑張りましょう。
No comment yet, add your voice below!