ブルゴーニュの星が一つ散りました。
200年以上受け継がれて来たシャトー・ドゥ・ショレイ、2000年に息子が引き継ぎ、その名声を維持して来たのですが、この春にその若き息子が突然他界してしまったのです。
残念な事にシャトーは解体されてしまい、その歴史に幕を下ろしたそうです。
インポーターも慌てて現存するワインの確保に務めたそうですが、時すでに遅く国内在庫を残すのみと言う事です。
人の都合なんかお構いなし、勝手気ままに熟成をかさねるショレイのワイン、開いているかと思えば硬く蕾の様に閉じていたりと、クラシックなブルゴーニュらしいワインです。
運が悪いと写真の2000年のペルナンベルジュレスでさえ閉じている事も珍しくありませんし、ボトルコンディションのバラツキも多くあります。
しかし、運良く花開いているショレイに出会えたなら必ずやその虜になってしまうでしょう。
赤は、あのDRCのワインにも引けを取らないパフォーマンスを有します。
是非、幻になる前にお試しななってはいかかでしょうか。
当店でも僅かですが、確保いたしております。

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